介護の人材が欲しいならミャンマーをお勧めします。ミャンマーは能力の高い若手が多く、やる気に満ち溢れている上に年長の人に敬意を払う文化があるからです。
しかしあまり知らないミャンマー人を受け入れるとなると、不安となる面も多々あるかと思います。
そこで本記事では介護実習生を受ける流れ、費用、メリット・デメリット等ミャンマー人を介護実習生として迎えるための情報全てをわかりやすく解説します。
介護実習生を受け入れる流れと費用
介護実習生を受け入れる流れは次のようになっています。
- 組合に申し込みをすると候補者を紹介してくれる
- 企業との面接及び実技試験を企業立会のもとに行われる
- 約10ヶ月の日本語研修
- 入国
- 日本に入国後1ヶ月監理団体で研修
- 技能実習第一号(1年目)として雇用開始
- 試験に合格すると技能実習第二号(2〜3年目)
- 試験に合格すると技能実習第三号(4〜5年目)
- 帰国
このように人材が欲しくても実際に雇用が発生するまでに1年以上の期間がかかります。しかし最大で5年まで雇用できますので、長いスパンで確認しておきましょう。
費用について
実習生一人当たりの費用は、およそ60万円です。それに加えて年会費が約10万円、月会費が数千円かかります。
しかし費用は採用ルートなど様々な状況によって相場は変わります。詳しくは「お問合せフォーム」にてお問い合わせください。
介護実習生として受け入れるための条件
介護実習生として受け入れるために、「介護事務所」として、「介護実習生」としてそれぞれ求められる条件があります。
介護事務所として求められる条件
介護事務所に求められている要件は次の通りです。
- 技能実習生5名につき1名以上の技能実習指導員を選任する
- 1名以上の技能実習指導員が介護福祉士かこれと同等以上の資格を有するものである
- 技能実習を行わせる事務所が介護等の業務を行うもの(訪問介護を除く)であること
- 開設後3年以上経過していること
- 夜勤や緊急業務を行う場合利用者の安全確保等のための必要な措置を講じている
受け入れ数
介護実習生として受け入れることができる人数は次のように制限があります。
常勤介護職員の人数
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一般の実習実施者
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優良な実習実施者
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1
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1
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1
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1
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1
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2
|
1
|
2
|
2
|
2
|
3~10
|
1
|
3
|
2
|
3~10
|
11~20
|
2
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6
|
4
|
11~20
|
21~30
|
3
|
9
|
6
|
21~30
|
31~40
|
4
|
12
|
8
|
31~40
|
41~50
|
5
|
15
|
10
|
41~50
|
51~71
|
6
|
18
|
12
|
51~71
|
72~100
|
6
|
18
|
12
|
72
|
101~119
|
10
|
30
|
20
|
101~119
|
120~200
|
10
|
30
|
20
|
120
|
201~300
|
15
|
45
|
30
|
180
|
301~
|
常勤介護職員の
20/1
|
常勤介護職員の
20/3
|
常勤介護職員の
10/1
|
常勤介護職員の
5/3
|
介護実習生として求められる条件
介護実習生を迎えるために、介護実習生として求められている条件を知っておくことは大切です。
最初に介護事務所が直接面接して判断することができますが、「介護実習生」として紹介できる最低条件は決して誰でもできるものではありません。
介護実習生に求められている要件は次の通りです。
- 技能実習第一号(1年目):日本語能力試験N4、もしくはこれと同等以上の資格を有すること
- 技能実習第二号(2〜3年目):日本語能力試験N3、もしくはこれと同等以上の資格を有すること
- 介護職種に外国において従事した経験があること
このように介護職種の経験があり、なおかつある程度日本語が喋ることができるミャンマー人をおよそ11ヶ月研修しますので、それなりの人材を期待できます。
本記事の続きは「介護職種での技能実習生ならミャンマー人がおすすめ!流れや費用など徹底解説!その2」でお楽しみください。