「特定技能1号と特定技能2号のわかりやすくいうとどんな違いがあるの?」
「対応職種だけど直接特定技能2号を受け入れたい」
特定技能1号と2号の最大の違いは在留期間ですが、2号は対応職種が非常に限られており、対応職種だったとしても特定技能2号を受け入れるためには、まず特定技能1号から受け入れる必要があります。
一言に特定技能といっても、ほとんどの人がいう特定技能とは特定技能1号のことで、特定技能2号はわずかな人しか取得する事ができない稀有な在留資格になります
今回は特定技能1号と2号の違いを、表などからわかりやすく解説します。
特定技能1号と特定技能2号の違いとは

特定技能1号と2号の違いで注目したいのは、在留期間と家族帯同の有無です。
特定技能2号は特定技能1号よりも求められるレベルが高く、それだけにごく限られた人しかこの在留資格を取得することができないと言われています。
特定技能1号の試験は頑張れば誰でも合格できるレベルですし、そもそも技能実習からの移行なら試験は免除されます。言い換えれば特定技能1号は、真面目に勉強したり働いたりしていれば誰でも取得できる在留資格です。
一方特定技能2号の試験は専門的な知識や技能が求められる高いレベルのもので、さらに監督業として2年以上の実務が必要となっています。
特定技能2号について、首相官邸は次のように定めています。
2号特定技能外国人に対しては、熟練した技能が求められる。これは、長年の実務経験等により身につけた熟達した技能をいい、現行の専門的・技術的分野の在留資格を有する外国人と同等又はそれ以上の高い専門性・技能を要する技能であって、例えば自らの判断により高度に専門的・技術的な業務を遂行できる、又は監督者として業務を統括しつつ、熟練した技能で業務を遂行できる水準のものをいう。当該技能水準は、分野別運用方針において定める当該特定産業分野の業務区分に対応する試験等により確認する。
引用元:首相官邸公式ホームページ「特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する基本方 針について」より
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gaikokujinzai/kaigi/dai3/siryou1-2.pdf
特定技能2号を取得する方法

特定技能2号は特定技能1号から移行することになっていますので、直接特定技能2号を受け入れることはできません。
まず特定技能1号として数年働き、その後監督業として2年上の経験がある方が、技能試験を受けることになっています。
特定技能2号の技能試験は早ければ2021年に実施されことになっていますが、新型コロナウイルスの影響や他の影響で変更する可能性があります。最新の情報については「お問合せフォーム」にてお問い合わせください。
特定技能1号を取得する方法
特定技能1号を取得するためには、日本語能力検定や特定技能評価試験に合格するという方法と、技能実習2号、および3号から移行するという方法があります。
また企業側にも求められる条件がありますが、当社SMM(シェエマンダラーメイサービス株式会社)のような送り出し機関にお任せするだけで大丈夫です。
それぞれの条件について詳しくは「特定技能ビザとは?企業とミャンマー人それぞれの条件をわかりやすく解説!」(近日公開)でさらに詳しく解説しています。
特定技能と技能実習の違いとは

引用元:法務省「技能実習と特定技能制度比較(概要)」より
http://www.moj.go.jp/content/001331344.pdf
特定技能は「人手不足に対応するため」、技能実習は「国際協力を推進すること」そもそも目的が違います。
企業としてはどちらの場合も、「人材の確保」が目的かもしれませんが、それぞれにメリットやデメリットがありますので受け入れ前に検討しておくことをおすすめします。
「特定技能と技能実習の違い!メリットデメリットなど全て徹底解説!」では、企業側としてどちらがメリットが高いのか、それぞれの違いについて詳しく解説しています。
まとめ
今回は特定技能1号と2号の違いについて解説しましたがいかがだったでしょうか。
最後に技能実習も含めてそれぞれの違いを表にしてみました。

おすすめなのは技能実習→特定技能1号→特定技能2号に移行する方法で、この方法なら10年働いてもらう事ができます。
SMM(シェエマンダラーメイサービス株式会社)は「技能実習」も「特定技能」もどちらもお手伝いできますので、まずは気軽に「お問合せフォーム」にてお問い合わせください。