技能実習生を受け入れるかどうか決めるときに、まず気になるのが費用がいくらかかるかですよね。
まず知っておきたい点として、費用がいくらかかるかは採用ルートなど状況によっても変わりますので、正確な数字を算出することはできません。
しかし受け入れ費用にはある程度の相場があります。そしてこの相場は技能実習性を受け入れる前に必ず知っておくべきであるといえます。
なぜならは、言葉巧みにとんでもないほどの費用を請求する送り出し機関があるからです。
逆に費用をできる限り抑えている送り出し機関は、技能実習生のことを考えていますので、そのような機関で送り出されるミャンマー人は失踪や他のトラブルが出にくいともいえます。
今回は技能実習生の受け入れ費用の相場、SMM(シェエマンダラーメイサービス株式会社)の費用について解説します。
技能実習生1人を受け入れるのにかかる相場は70万円
技能実習生1人を受け入れる相場は、およそ70万円です。これに加えて毎月、毎年にかかる費用やその他の費用がかかります。
私たちの業界では100万円以上請求する送り出し機関は利益重視であり、技能実習生のことも企業のことも考えていない送り出し機関であるとみています。
つまり70万円でも十分に利益が出るのに、さらに水増しして30万円近くを徴収しようとしている機関であるということです。
初めて技能実習生を受け入れる企業側からすると実習生1人あたりの相場が100万円はもちろん、70万円でもと少し高いと思われるかもしれませんが、1人の技能実習生を送り出すためには時間と費用がかかります。
技能実習生を受け入れるのになぜこれほど費用がかかるのか
技能実習生はミャンマー人であるなら誰でも良いというわけではなく、それなりの人材と教育が必要になります。
技能実習生は送り出し国であるミャンマーと、日本でそれぞれ次のうような手続き等があります。
このように送り出し機関は日本で技能実習生として働きたいと思うミャンマー人を探し、10ヶ月に及ぶ日本語教育、日本のマナーに関する教育を行い、複雑な手続きや書類を作成します。
日本にくるミャンマー人技能実習生は、基本的なコミュニケーション能力と日本のマナーをしっかりと叩き込まれていますので、安心して仕事を任せる事ができます。
SMMの費用相場は研修生一人につき約58万円
SMM(シェエマンダラーメイサービス株式会社)は相場の70万円からさらに経費を絞って、58万円まで下げることに成功しました。
この初期費用に加えて他の送り出し機関でもかかる、他の費用についても詳しく紹介していきます。
初期費用
初期費用としてかかる費用は、実習生1人あたり約58万円です。
ミャンマー人を技能実習生として送り出すためには、まずミャンマー人に日本に出国する前に基本的な日本語や日本のマナーなどをしっかりと身につけてもらいます。
さらに日本に入国した後、約1ヶ月間(320時間。所定の要件を満たすことで160時間に短縮も可能)の講習があります。
このような講習費や講習期間の生活費に加えて、実習生一人一人の保険や健康診断、書類申請や書類作成費用などがかかります。
年間費用
年間費用としてかかる費用は、1人あたり約10万円です。
これには関係当局への書類作成や、技能実習1号から2号への変更書類、またJITCOの賛助会費があります。
毎月の費用
月々の費用は受入企業の地域や受け入れ人数などによって大きく変動します。組合費として、1社あたり1,000円かかります。
その他の費用
技能検定試験等の受験料は職種によりますが、安い職種で2万円、高くても4万円です。
まとめ
今回は技能実習生の費用について解説しましたが、いかがだったでしょうか。
技能実習生のためにかかる費用は、人数や送り出す場所、職種によって変動がありますが平均はおよそ70万円です。
SMM(シェエマンダラーメイサービス株式会社)は、58万円と平均より安く設定していますが、日本語教育や日本のマナー、また日本で失踪や犯罪に手を染めないための教育は徹底して行なっております。
具体的な費用は打ち合わせる必要がありますが、興味のある方はどうぞ「お問合せフォーム」にてお気軽にお問い合わせください。